下庄八幡神社【御祭神:応神天皇・仲哀天皇(応神天皇の御父君)・神功皇后(応神天皇の御母君)】は、第75代崇徳天皇御代大治6年(1131年)辛亥8月瀬高駅裏の樋口八幡神社より別宮し祭祀されました。文政5年(1822年)壬牛2月17日、上庄より発火し矢部川を超えてきた大火災により社殿はじめ宝物全てが焼失してしまいましたが、氏子崇敬者の方々のご寄付により文政7年甲申の年に社殿の一部が建立されました。その後元治2年(1865年)乙丑4月に神殿が建立され今日に至っております。
当社は長い歴史の中で地域の鎮守の神様として人々から崇敬されてきました。先人たちの思いは、境内地の広さと高い技術力をもって建立された社殿が物語っています。そして今日まで八幡神社の御神威により氏子崇敬者の方々の安寧が護られてきました。しかしながら社殿創建より200年を経て老朽化が進み社殿の屋根等の改築が必要となり、昭和7年に建設の社務所も老朽化が激しく、緊急を要する修繕箇所が多数出てきております。また最近では近隣のみならず遠方からの参拝者も増え境内トイレ等の施設の整備等の必要性も出てまいりました。
つきましては令和13年に当社が御鎮座900年を迎えるにあたり、先人たちより護られしこの鎮守の杜の尊厳護持を御神威の発揚と共に後世に繋ぎ、人々が今以上に参集して地域に誇れる下庄八幡神社と成り得るため、崇敬の念と志を共にする者相集い、下庄八幡神社御鎮座900年大祭を斎行する運びとなりました。「伝えていこう感謝の心」をテーマに次世代を担う者達が神恩感謝の心を育み一人一人のつながりに重きをおき、神社の発展こそが地域の発展と考察し、令和13年の記念大祭の厳修と記念事業の完工を遂行いたす所存であります。つきましては御支援賜わりますと共に、出費多難な折でありますが何卒ご事情ご賢察いただきまして、温情なるご奉賛を賜わりたく心よりお願い申し上げます。
●御鎮座九百年記念大祭、関連祭儀日程予定
・社務所新築奉告祭並びに仮殿遷座祭(令和11年3月頃)
境内整備事業として本殿銅板屋根葺き替え工事を計画しておりますが、その工事に伴い神殿の御祭神の御霊を仮殿に遷さなければなりません。今回の仮殿につきましては、新築された社務所を考えております。仮殿遷座祭とは、浄闇(清められた暗闇)のなか、本殿に奉斎されております御霊を仮殿(社務所)に遷す神事となっております。
・本殿遷座祭(令和13年3月頃)
仮殿遷座祭とは逆に、仮殿(社務所)から銅板屋根葺き替え工事が終了した新しい本殿に御霊を遷す神事でございます。仮殿遷座祭とは違い本殿遷座祭では、雅楽の音色と共に浄闇のなか厳かに遷座されます。大祭式として位置づけされ、仮殿遷座祭とは雰囲気違った神事です。
・御鎮座九百年大祭(令和13年11月頃)
御鎮座900年を祈念する大祭式でございます。式年大祭に伴う様々な事業の完遂を大神様に奉告し、氏子地域の皆様方の安寧と日本国の平和を祈ります。3日間に亘り祭典を執り行い、境内では様々な催しを行う予定です。
●境内整備内容
第1期工事
(令和9年開始予定)
社務所・境内トイレ新築工事
5000万
第2期工事
(令和11年開始予定)
本殿銅板屋根葺替え工事
4000万
付帯工事
1000万
●募金目標 1億
神社内基本財産 2千万
氏子区域奉賛金 4千万
一般奉賛金 4千万
●奉賛金募集期間
令和7年度から令和13年度